ワイヤレスレーシングホイール – 20 – 手製のドライバーズシート
ワイヤレスレーシングホイールに慣れてしまうと、もはやレーシングゲームを標準のコントローラーでプレイする気にはなれない。ワイヤレスレーシングホイールを使うとき、いつもは机の上にセットし、子供用の低い椅子に座ってプレイしているのだが、以前からドライバーズシートがあればもっとドライブ感が楽しめるのにと思っていた。そこでこのたびFORZA MOTORSPORT 3 ULTIMATE EDITIONをするにあたり、思い切って自作してみることにした。
材料はホームセンターで買ってきた「コンパネ」というやつだ。縦1800mm、横900mm、厚さ12mmのコンパネが1,000円前後で買える。これ一枚をうまくカットすれば、なんとかドライバーズシートを作ることができるはずだ。人が入る大きさにすること、やや背を倒した姿勢でハンドルが適切な位置にくること、フットペダルの位置が足先にうまくあたること、などをイメージして大まかな図面を描き、電動のこぎりでカットする。
考えなければならないこととして、箱がつぶれないように強度をもたせること、片付ける場所をとらないように分解できること、がある。この両立は難しい。思いつくのはネジで組み立てるか、ほぞ組にするか、であるが、どちらも実際に作るには試行錯誤が必要となりそうだ。そこで今回は全体のイメージをつかむために、とりあえず分解することは考えず、木工ネジ止めとし、仮組み状態で作ってみた。
結果は写真のとおりである。椅子の部分は角度がわからなかったことと強度をどうやってかせぐかが未解決なので、単に板を斜めに立てかけているだけである。実際は背もたれなしの状態だ。このままでも十分楽しめた。シートの幅は少し狭く40mmである。背もたれがないと遊べないかと思ったが、実際はゲームに熱中するとハンドルを握り締めて体が前のめりになるので気にならなかった。だが背もたれがしっかりしていれば、体をもっと後ろに倒し、足でアクセルを踏みつけるアクションがリアルに感じられるだろう。背もたれもちゃんと作りたい。
とりあえず仮組みと思って組み立ててたが、できればこのままにしておきたいくらい気に入った。だが邪魔になるので片付けなければいけない。泣く泣く木工ネジを外して分解した。ネジを外すと何ヶ所か木が割れているところがあった。コンパネは薄い板の貼り合わせ集成材であり、本来コンクリートの型枠にする消耗材なので、強度を求めることが無理なのである。そこで思いついたのだが、箱組みの角に、もうすこし良質の角材を使って補強すれば、このままでも強度をかせげるのではないか。
次の週末には、このシートにもう少し手を加えてみよう。
