
Kinect ラッシュ: ディズニー / ピクサー アドベンチャー (Kinect Rush: A Disney / Pixar Adventure)は 「カーズ」、「トイ・ストーリー」、「Mr.インクレディブル」、「カールじいさんの空飛ぶ家」、 「レミーのおいしいレストラン」のディズニー/ピクサー 5 作品が舞台になっている。Kinectセンサーの前に立った瞬間、君はアニメの主人公になることができるのだ。
このゲームの面白さは、なんといっても2人での協力プレイだろう。ゲームの中にはいろいろなパズル的要素の仕掛けがしてある。この仕掛けは二人で協力しなければ先に進めないようになっている。たとえば大きなドアを一人が開け、そのあいだにもう一人が通る、マシンのボタンを一人が押して他のプレイヤーが乗る、といった具合だ。実際にどのような場面に立ち至るかは、遊んでからのお楽しみだ。

障害物があれば、頭をひねって回避しながら先に進まなければならない。時間の制約もあり、早く先に進まなければいけない。さあ、どうする。考えるのだ。二人で協力しながらパズルを解くようにすすめる。「それは確か右側にあったぞ」、「そうそう、あ、そこ、前に行って」、「いやちがう、もうちょっと右」、「あー行きすぎ。戻って戻って」
実際にゲームを始めると、おたがい自分の好き勝手に進んでは行き詰まるようになっている。そこで2人のプレイヤーは声をかけあって協力することになるのだ。この2人プレイの様子は、横で見ているだけで楽しい。



前方に障害物があれば、コンクリートを投げて壊したりして先に進む。しかし場合によっては先に進む方法がわからないことがある。またやり方はわかるのだが、うまくコントロールできなくて足踏み状態になることもある。このように、しばらく同じところで足止め状態になると、ゲームの方で「このシーンを回避しますか」といったメッセージを出してくれる親切な設計もある。もちろん自力で進むことを選択してもいいし、回避して先のシーンを楽しんでもいい。
操作の判断がいくぶん甘めに作られていることもいい。たとえば何かを持って投げて目標に命中させる、といったシーンでは、方向がそれほど大きく外れていなければ、およそ適当に投げても目標に命中してくれる。コースから外れても「ゲームオーバー」といったことにならずにチャレンジし続けることができる。こういった作りこみはゲームの進行を容易にし、難路をクリアするという楽しみよりもゲームの世界、アニメの主人公になりきることに重点が置かれていることが感じられる。
ゲームのもとになるアニメを見ていればより楽しめるだろうが、もちろんアニメを知らなくてもかまわない。画質はすこぶる美しい。躍動感がある。操作感が良いので小さな子供でも楽しめるだろう。まさに家族で休日に気軽に楽しむにはうってつけのゲームである。しかしあなどってはいけない。協力プレイは意外に熱中する。相手がちゃんと助けてくれないと先に進めないからだ。「気軽に楽しむ」つもりで初めても、いつのまにか汗だくになって熱中している、といったことになりかねない。
分類としては「パズル型アクションゲーム」となるのだろうか。楽しい。実に楽しいゲームだ。
(なおこのページは、Microsoft MVP 向け “ラッシュ: ディズニー/ピクサー アドベンチャー” レビュー キャンペーンに参加し、本ソフトのレビューを行っています。)

最初のミッションをコンプリートしたところだ。やれやれ。
そして新しい登場人物の来訪。この人物にはなにやら秘密がありそうだ。

「ストーリーモード」でレベルを初心者むけの「カジュアル」にしているためもあり、ゲームはほどよいストレスでさくさくと進む。次々と小さなミッションが課されながら、時間の経つのを忘れてすすんでいく。バトルはできるだけ他の仲間に前面に出てもらいながら安全にすすめるのだが、それでも何度かは失敗をしてしまった。
どこまでゲームをすすめたか、状態をみるには「データ&戦利品」メニューから「サマリー」の「ゲーマーカードを見る」をやってみよう。



「ストーリーモードのサマリー」でストーリーがどれだけ進んだかがわかる。いまは「ページ3」のところにいる。

コントローラーのオプションだが、この手のゲームを遊ぶとき、デフォルトではたいてい右スティックの視点コントロールに違和感を感じる。それは一般的に右スティックを向こう側に倒せば視点が上になり、手前側に倒せば視点が下になるように設定されている。これは右スティックは自分の体の向きをコントロールする、という考えからきているようで、つまり頭を上げることがスティックを向こうに倒すことで、頭を下げることがスティックを手前に倒すことだ、という発想のようである。
しかし、俺としてはスティックを倒す向きが頭を傾ける向きだ、という実感があるので、レバーを向こうに倒すと頭を下げて足元が見える、レバーを手前に倒すと頭を上げて見上げる姿勢になる、というのが自然に感じられる。そこでたいていY軸反転をオンにしたほうが直感的に操作できるのだ。

これは「ストーリーモード」の冒頭、レイヴンズ・ネスト級の戦艦、CNVソルヴィンズの甲板に出たところだ。戦闘はひといきつき、チーム4名が顔をあわせて立っているシーンだ。

これは上のシーンで同じところに立ったままでいるところだが、光の加減が違っているのがわかるだろうか。じっとしていても流れる雲のシミュレーションによって、陽が射したり陰ったりするのだ。こうした表現がゲームの世界にリアリティを与えてくれる。

甲板を歩き回るといろいろなものが落ちている。空き缶などを気ままに蹴飛ばしてもいいだろう。いろんなものに近づき、そのディテイルを観察するのも楽しい。ゲームの世界を味わおう。
ときには物語の進行に関係あるのかないのかわからないアイテムにでくわすこともある。だが武器や弾薬を拾うことは忘れてはならない重要なことだ。

落ちているものを拾うには「X」ボタンを押し続ける。しかし持てる物の数には限りがあるので、持ちきれない状態でさらに落ちているものを拾おうとすれば、何かを代わりに捨てることになる。気をつけよう。

これは銃弾をみつけたところだ。「X」ボタンを押し続けて拾おう。

十字キーの操作で持っているアイテムがわかり、武器を持ち替えることができる。

これは最初に敵と遭遇するシーンだ。ゲームに慣れない冒頭にいきなり遭遇するので面食らうが、「カジュアル」モードなら問題はない。どうしてよいかわからずまごまごしていても、ドム、ジェイス、アーニャの仲間たちが撃退してくれる。ちょっとずるいような気もするが、あえて前面に出ないで後ろで構えていて、攻撃は仲間たちにまかせておくのがいいかもしれない。ゲームがすすむと敵の襲撃も激しくなり、むやみに前面に出ようとしてやられてしまうことも多かった。

レイヴンズ・ネスト級の戦艦、CNVソルヴィンズの甲板に出たところだ。こうしたゲームの休息ポイントでは、上下左右、ゆっくりと周囲を見渡し、ゲームの世界を味わいたい。

ゲーム中に課されるイベントはいろいろなものがあるが、ここではある機械を操作することが必要になっている。Xボタンで操作しよう。

よし。これでいい。

銃を片手に怪物を打ち倒すアクション型シューティングゲーム、といえば繭を潜める人も多いかもしれないが、このGears of Warをやってみるとアクションゲームがいかに洗練されてきたかが実感できる。
まるでアクション映画の主人公になった気分だ。
主人公の「俺」はマーカス・フェニックス。ハシント沈没から2年。レイヴンズ・ネスト級の戦艦、CNVソルヴィンズで3人の仲間を探すところか物語ははじまる。黒髭でおおわれたいかめしい顔立ちだが、ラディッシュを育てるのに余念がないドム、壊れた自動販売機を殴りつける気の短いジェイス、そして美しく男勝りで勇敢なアーニャ。ゲームのなかで些細な出来事、会話の中から登場人物の個性が際立ってくる。

映像表現も素晴らしい。煙や炎など空間を感じさせる表現、立体感、奥行きを感じる画面がいい。そして効果音。できればちゃんとしたオーディオ機器で音を鳴らしたい。とはいうものの、CDアンプ一体型のミニコンポしかないのだが、最近これにスーパーウーハーをつけたので、迫力はなかなかのものだ。


映像表現もすごいが、なによりもストーリーがいい。よくできている。このゲームは戦いのアクションよりも、ストーリーを味わうのがよい。メインメニューには単独または最大4人までのプレイヤーで協力しながらストーリーを追う「ストーリーモード」、BOTを含め最大10人までのプレイヤーでマルチプレイヤーゲームをする「対戦」、最大5人までのプレイヤーが協力しローかストの波状攻撃に対抗する「HORDE」、おなじく最大5人までのプレイヤーが協力し難民やCOG軍の波状攻撃に対抗する「BEAST」があるが、やはり「ストーリー」モードがおすすめだ。そしてストーリーを味わうためには、難易度はあえて初心者むけの「カジュアル」でいきたい。

「ストーリーモード」ではストーリー展開に挟まれたアクションの中に、小さなイベントが課されていく。まずは仲間を見つけることから始まる。

ドム、ジェイス、アーニャの4人チームが揃ったら、さあ、物語の始まりだ。

いけない。このゲームのおかげで寝不足の日々が続くだろう。Xbox LIVE アーケードコンピレーションに入っている「LIMBO」は、独特の冷酷なモノクロームの世界に展開するアクションアドベンチャーゲームだ。
操作方法は実にシンプルで、左スティックで方向を決めて移動、「A」ボタンが「ジャンプ」、「B」ボタンが「アクション」である。このシンプルさがゲームの独特のダークな世界観にマッチしている。
ひたすら横スクロールのアクションアドベンチャーゲームである。形としては「スーパーマリオブラザーズ」のようなものだが、指先の器用さを求められる場面は、そう多くない。むしろパズル形の問題解決能力が必要とされる。問題解決に必要なシチュエーションは、最初は簡単で次第に複雑になっていく。このあたりのゲームバランスは絶妙で、ゲームをはじめた最初の場面では、少し考えればわかる手法が提示され、次第に複雑になっていく。単純な手法から複雑な手法へ。そのあたりが想像力を働かせることでクリアできるようになっている。前のシチュエーションでうまくいった手法を常に意識しながらアレンジすることを考える。
基本は場面に登場するアイテムをうまく利用することである。木箱やロープ、罠さえも上手に利用しなければならない。実にいろんなシチュエーションがあり、作者のアイデアに脱帽、といった具合だ。このあたりのパズル感覚は「倉庫番」という往年のパソコンゲームを髣髴とさせるものだ。しかしこのゲームの特徴は、パズル要素が強いのだが、その中にもアクション的要素がうまくちりばめられている。場面によってはシビアなコントローラー操作が要求されるのだ。
アイテムを利用する場面をいくつか写真で紹介しよう。



モノクロームでありながら、罠にはまったときの残酷な描写は、なんともいえない生々しさを感じさせる。効果音やBGMがほとんどないのもセンスがいい。静かな闇の世界をただひとり歩いていく荒涼たるイメージを感じさせる。行く手を阻むものはいろいろあり、巨大な蜘蛛があらわれて、危機を脱するサスペンス。だが本当にLIMBOが恐ろしいのは、これらの罠が仕掛けられた理由が明らかになっていく過程だ。
これは深夜にひとり、部屋で孤独に遊ぶゲームだろう。かなり時間を使い、先に進んだつもりだが、実績のロックはまだひとつだけしか解除されていない。まだまだ存分に楽しめそうである。