Kinect – 01 – 待ちに待ったKinectがやってきた
待ちに待ったKinectがついにやってきた。発売前から少しずつ明らかになっていたので、どのような機能を持っているかはある程度わかっていたが、実際に発売され、こうして手にすると感無量である。このコントローラーは、これまでのどのデバイスとも違う、画期的なコンセプトがある。単にゲーム用の新しいコントローラーだけではなく、あらゆる電子機器に関わるデバイスである。
既にXbox360にはカメラを使って画像を入力し、ゲームを楽しむコンセプトの先駆けがあった。「めざせ!ムービースター」である。あのゲームも画期的だった。だがゲームをする前に部屋の明かりを調節するとか、服の色を背景と区別しやすいものにするだとかの手間がいったし、しばらく遊んでいると背景と動く人間の区別が甘くなり、調節しなおさなければならない、といった問題があった。それほど通常ゲームを楽しむ支障にはならなかったといえ、まだまだ画像による人物認識は発展途上だな、と思わせられるものだった。
このKinectでは、人体の動きを認識するシステムが、どこまで完成されたかが興味の対象であった。実際に使ってどうか。
完璧である。
Kinectを使って朝から晩まで、まる一日様々なゲームをプレイした。Kinectの特徴を生かしたゲームは、基本的にスポーツゲームである。サッカー、ボーリング、ビーチバレーなどボールを扱うものでは、ボールを蹴る、打つ、投げるなどの感覚が、ジャストでゲーム上に反映される。特に驚いたのは卓球である。卓球では小さなピン球を激しく打ち合うが、あのスピード感が全く違和感なく体験できる。二人でうまくプレイすれば、とても心地よいラリーが楽しめるほどだ。大の大人がはあはあ息を切らせながら夢中で遊んでしまった。
問題があるとすれば、ただ一点。遊ぶためにリビングが必要だということだ。もちろん、それほど広大なリビングでなくてもよい。ただ、夜中にこっそり自分の部屋でゲームを楽しむ、という訳にはいかない。俺の部屋は狭いし、音楽CDが部屋のあちこちに山積みだからだ。
これからは夜中にゲームをしたくなり、家人が寝静まった頃を見計らって、こっそりリビングに下りていく、という日々が続くに違いない。