
つい先日に発売になったところのこのゲームだが、もはやいくつかのblogで紹介されており人気の高さをうかがわせる。なんといってもこのゲームの良いところは、ダンスの学習モードである「プラクティス」が充実していることだ。
「プラクティス」はダンスのひとつひとつの動作を「ムーブ」と呼んで練習を積み重ねていく。「ムーブ」は単純なフォームの繰り返しで、覚えやすい名前がついている。たとえば両方の腕を交互にパンチを繰り出すような「ノックアウト」、肘を植えに突き上げるようにする「エルボースロウ」、ヒッチハイクをするように親指を上に上げる「ヒッチハイク」といった具合だ。このようにわかりやすい名前の「ムーブ」が、「フラッシュカード」という動作のシルエットアイコンとともに画面に表示され、それとダンサーの踊りにあわせてダンスを踊って練習する。うまくいけば「ヒャホー」といった歓声が聞こえ、「カモン!集中して!」、「OK!かなりいいでき!」、「おいおい、今のいいね!しびれる!」、「完璧!」、「もうばっちりかもよ!やってみて!」といったインストラクターの励ましもある。まるで専属トレーナーに習っているかのようだ。
「ムーブ」によってはすぐにできないものもある。特に手と足の両方が必要となるものは簡単には覚えられない。体の動きがついてこれない。たとえば「ジャズスクエア」では足を交差して円を描いて歩くようにし、腕も交互に上げ下げする、という動作をするが、これが一度でできなかった。そのときは左手を上にあげ「スローダウン」のモードを選ぶことができる。曲のスピードが遅くなり、ゆっくりと動作を確認しながら練習できる。体が覚えたら「スピードアップ」でスピードを元に戻せばいい。この「スローダウン」のモードはとてもいい。
「プラクティス」では基本の「ムーブ」を順番にチャレンジするが、すでに別の曲で修得してしまっている「ムーブ」もある。そのときは一度で完璧なダンスをみせるとダイヤモンドを取得して一回だけの練習で次へすすめてくれる。このときはとてもうれしい。一回目でクリアできなければマスターしていないと判定されて、3回正しいフォームを取れるように練習が行われる。
「プラクティス」は練習モードだが、ダンススポットやダンサーをを変更することもできる。ダンススポットは「ランダム」、「ハイスクール」、「プランクス」の3つを最初から選べるようになっていて、実績が解除されれば「ルースト」、「グリッドロック」、「街外れ」、「タン博士のお屋敷」などを選ぶことができるようになっている。ダンサーは「エンジェル」、「ミスオーブリー」、「エミリア」、「デア」、「マッコイ」、「モー」、「オブリオ」、「テイ」が最初から選べ、「エリオット」だけが実績ロックになっている。「デフォルト」ではダンサーを自動的に決めてくれる。上の写真のダンサーは「モー」だ。
ひととおりフォームの練習がおわれば「ムーブの成功率」が表示される。100%をめざそう。「イージー」レベルならそう難しくはないはずだ。レベルは「イージー」の他に「ノーマル」、「ハード」があるが、これは判定が厳しいとかスピードが速いといったものではなくて、まったく違う「ムーブ」で構成されているのだ。つまり同じ曲でも3種類のダンスを踊り分けられることになっている。
さあ、そして次は「パフォーマンス」だ。「プラクティス」で覚えたフォームを一連の曲の流れで踊るのだ。

「パフォーマンス」では一連の「ムーブ」を踊ることになるのだが、終わり近くで「フリースタイル」という部分がある。ここでは何を踊ってもいいのだが、上のようにアメーバ状のフォームが出て面白い。

「パフォーマンス」が終わると得点が表示される。LADY GAGAの「PORKER FACE」を「イージー」で踊り「ノーマル」のロックを解除したところだ。
まだ数曲しか踊っていないのでこの先どんなダンスが出てくるか楽しみなのだが、「イージー」レベルのダンスは本当に簡単だ。人一倍運動が苦手な俺が言うのだから間違いない。ダンスというよりエアロビクスに似ている感じがする。とはいえ俺もエアロビクスをやったこともないのだが。
ところで曲を選曲するKinectコントローラーのアクションだが、一般的なコントロールの方法は、メニューに手を当ててしばらく静止するものだが、このダンス・セントラルのメニューは、手を上下にあわせてメニューを選び、決まったところで「さっ」と手を左に振るアクションで決定される。このアクションも心地よくていい。操作性もよいいので、他のアプリケーションでも採用すればよいと思う。手を同じところで静止するのは意外に難しいからだ。
しばらくこの「Dance Central」のディスクはXbox360本体に入れっぱなしになるに違いない。そのくらい気に入っている。