
今朝は6時に目が覚めた。昨夜からリビングにはXbox360とKinectコントローラーが出したままであり、朝からKinect Sportsをやってしまった。
「Kinect Sports」には遊ぶために3つのモードがある。通常の「メインイベント」に加えて「パーティーゲーム」と「ミニゲーム」がある。「メインイベント」はそれぞれの種目をひとつのまとまった試合形式で行うものだ。「ミニゲーム」は種目を分割し、個々のプレイを楽しむモード。「パーティーゲーム」は大人数で遊ぶモードで、参加者を2つのチームに分けて対戦する。
「ミニゲーム」は「メインイベント」の種目を分割したものだが、中には通常の試合形式ではないものがある。例えばそのひとつが「スーパーセーバー」だ。
「スーパーセーバー」は自分がゴールキーパーになって、相手のシュートを遮りゴールを守るゲームだ。ひたすらゴールキーパーとしてゴールを守る。
最初は簡単だった。間歇的にやってくるシュートは、守るべき位置がヒットポイントで画面に表示される。そこに向けて手や足を出せばいい。やり方はこれだけである。これは、いわば画面で踊るスタイルに体をあわせる「ダンス型」のゲームと似ている。画面の指示通りに手や足をあわせればいいのだ。
なんだ、これだけじゃつまらないな、と思った。ボールがシュートされてくるが、ブロックするのは簡単である。少しだけ手や足を動かせばいいのだ。鼻歌交じりにプレイできるじゃないか。
何球かをブロックすると「きらりん」という音がした。「なんだ、今の音は」と思いながら続けると、なんだかボールのスピードが早くなった気がする。もしかしたら、と思えば、案の定、そのとおりである。次第にシュートのスピードが早くなり、ボールをキックされる間隔も短くなっていく。簡単だ、と思ったのは最初だけだった。少しだけ動かせばいい、と思っていた手や足だが、右にシュートされた直後に左シュートを受けると追いつかない。右上から左下へ、左上から右下へ、大きく体を動かされる。次第にブロックミスが多くなり、ゲームオーバーとなった。
やっているときは夢中でわからなかったが、人がプレイしている姿を見ていると、後からわかった。最初はミスできるのは3球までである。3球ミスするとゲームは終わる。しかし20球ブロックするごとに1チャンス増えていくのだ。いわばアクションゲームの「ヒットポイント」みたいなものに相当するポイントがあるのだ。ミスしなければ20球ブロックした時点で4、40球ブロックすれば5、60球ブロックで6、といったようにヒットポイントが増えていく。ミスすれば減っていく。
最初はゆっくり、次第に早くなる、というシュートの間隔がいい。「くそお」「よし」「うわー」なんて言いながら、必死になってプレイしてしまう。1プレイ終わると体が熱くなっている。2プレイすれば汗が出てくる。3プレイでもうへろへろだ。「俺はこんなんじゃない。もっといけるはずだ」と思わせられ、繰り返しプレイしてしまう。
いまのところ自己最高記録は95ブロックである。目標は100ブロックだ。面白すぎる。
これはKinect Sportsの「槍投げ」の場面である。この「槍投げ」は難しかった。トラックを走っていき、ラインの手前で槍を投げるのだ。まず走る速さが難しい。おそらく助走をつけた方が遠くまで飛ばせると思うのだが、あまり早く走りすぎると踏み込みが遅くなり、ラインを超えてしまう。早めに投げると「投てきが早い」とXbox360に注意される。
力が入ると投げるポーズが不自然になり、思わぬ方向に槍が飛んでいく。これが大爆笑だ。コースの横で待機しているスタッフに向かって槍が飛んで行ったりする。「うわーしまった」なんて叫びながら、大笑いである。自分の後ろに飛んだこともあった。「なにやってんだー」と腹の皮がよじれるほどの大爆笑である。考えてみれば、たいていの人間は、このような槍状の物体を投げる経験をほとんどしない。だから難しいがあたりまえだ、なんて言ってみたりする。
つまり、このゲームは失敗しても楽しいのだ。もし現実の槍投げを、遊びでもいいからやってみたとしよう。失敗すると恥ずかしい。身体能力を疑われる。その格好も無様だだろう。だがKinect Sportsでは何も恥ずかしいことはない。面白い。みんなで失敗を楽しめる。
得点などおかまいなしだ。Kinect Sportsは自由だ。好きなところに槍を投げてやれ(^_^;)

Kinect SportsはKinect専用のゲームだ。いくつかのスポーツゲームが入っているが、どのゲームも面白い。家の中でボーリングができるなんて最高だ。「いやー、昨日は家でボーリングに熱が入って、腕が痛くなっちゃって」なんてことを言ってみたい。
ボールのコントロールは、最初コツがわからず、ガーター多発であった。だが慣れてくると、腕をコントロールする具合がわかってくる。景気のいい音とともにピンが倒れるととても気持ちいい。二回目のプレイから、ストライクも出せるようになった。ダブルストライクのチャンスがやってきたときは、投球時に「どっきんどっきん」と心臓の鼓動がスピーカーから聞こえてくる。緊張感を高める演出だ。
この、体の動かし方がわかりにくい、という点だが、ひとつはボーリングの場合、手に何も持たずに腕を振るというところにある。したがって、これはある意味で「何も持たないコントローラー」であるKinectの設計思想に対しては逆説的なのだが、あえてボーリング球相当の物を持ってプレイするのも良いかもしれない。今後「Kinect用ボーリング球」みたいなアイテムがサードパーティーから発売されても面白いだろう。
とにかく面白い。Kinect Sportsに夢中である。
はっきり言って面白すぎる。朝から晩まで遊びっぱなしである。Kinectコントローラーに添付のゲーム「Kinectアドベンチャー」で一日中楽しんだ。Kinectを使えばゲームで一日中遊んでも「目が悪くなる」とか「姿勢が悪くなる」とかの心配をすることはない。飛んだり跳ねたり大喜びである。「おおー」「きゃー」「うわー」「とー」と思わず声が出る。気をつけないと夢中になり、汗だくではあはあ言うまでになっている。Xbox360から時折「疲れたときは休憩をとりましょう」とメッセージが出が、まさにそのとおりである。
朝から遊び始めたのだが、昼食の買出しに家を出た。ふと自宅を振り返ると、シャッターを閉めたまま、家の中からどたばた騒々しい音とともに叫び声が聞こえている。ある意味これは変な家だ。近所からは不審に思われるに違いない。「Kinectプレイ中」という張り紙でもしておかなければならないかもしれない。
ちなみに写真ではKinectセンサーを椅子の上に置いているが、使用の説明では「不安定な場所に置かない」と注意があり、このように椅子の上に置くのはダメだとされている。実際、体が触れてKinectセンサーが動き、設定を調節しなければならないシーンがあった。やはりちゃんとした台の上に置くのがいいだろう。
Kinectアドベンチャーは実によくできている。体全体で遊ぶ面白さのエッセンスを切り出したつくりになっている。休みの日に、ぜひ友達を呼んで一緒に遊びたい、そんな気持ちにさせてくれる。
これは初めてKinectをXbox360に接続し、最初の設定をしているところだ。俺がやっていたら子どもが横から出てきて「やらせてほしい」と言うので交替してみた。俺はカメラマンにまわった。小学校一年生の女の子だが、画面を見ながら戸惑うことなく設定を完了させることができた。ちなみにうちの子どもたちにはゲームをほとんどやらせていない。したがって全くのゲーム初心者でもKinectの操作は大丈夫ということだ。
暴力的なゲームはもちろんだが、そうでないゲームでも基本的に手先だけで遊ぶゲームは家では子どもたちにさせていない。家族で遊ぶのは、カメラを使って体全体でゲームに参加する「めざせ!ムービースター」とワイヤレスレーシングホイールを使って遊ぶ「Forza Mortorsoports 3」などのレーシングゲームだけだ。「Alan Wake」や「Fable 3」などのゲームはお父さん専用である。
だから未だに我が家では「めざせ!ムービースター」がヘビーローテーションだし、子どもたちが友達を家に呼び、ゲームをするときは必ずリビングで遊ばせる。リビングには片側に書棚が置いてあり、書棚に置いたプロジェクタから反対側のスクリーンにゲーム画面を投影するようになっている。スクリーンは天井近くにカーテンレールを取り付け、シーツをたらして作ったものだ。本格的なホームシアター用のスクリーンは何万円もするが、この簡易スクリーンはIKEAの「カーテンワイヤークリップ付き」299円とDVALAの200×260シーツ1,290円だけである。合計1,598円プラス消費税だ。
このカーテンワイヤーは、左右の壁に取り付け金具をネジ留めし、その間にステンレスワイヤーを張る形だ。天井近くの壁に取り付けている。ステンレスワイヤーにはあらかじめクリップ状の留め金具が付いているので、シーツをそのままはさむだけでスクリーンが完成する。手製のスクリーンをどうすればいいかといろいろ考えたが、この形が最も簡単で安く付くと思う。シーツの上が垂れるのが気になるなら、留め金具を増やせばいいだろう。IKEAの「カーテンワイヤークリップ付き」は299円なのだから、2セット買ってあわせればいい。光が透けるのが気になれば、もうすこし厚手のシーツにするか、よりスクリーンに適した布地を見つけて吊るせばよいだろう。
Kinectは椅子の上、スクリーンの真下に置いている。このスタイルで心配だったのはプロジェクターからの光だ。Kinectに対しては真正面からプロジェクターの光が当たるようになる。Kinectによる認識に支障が出るのではないかと不安だった。
結論を言えば、全く大丈夫であった。このスタイルで、実に快適にゲームができる。
何も持たずにゲームをする。このことが、これほど自由だったとは、実際にやってみないとわからない、驚きの体験だ。
待ちに待ったKinectがついにやってきた。発売前から少しずつ明らかになっていたので、どのような機能を持っているかはある程度わかっていたが、実際に発売され、こうして手にすると感無量である。このコントローラーは、これまでのどのデバイスとも違う、画期的なコンセプトがある。単にゲーム用の新しいコントローラーだけではなく、あらゆる電子機器に関わるデバイスである。
既にXbox360にはカメラを使って画像を入力し、ゲームを楽しむコンセプトの先駆けがあった。「めざせ!ムービースター」である。あのゲームも画期的だった。だがゲームをする前に部屋の明かりを調節するとか、服の色を背景と区別しやすいものにするだとかの手間がいったし、しばらく遊んでいると背景と動く人間の区別が甘くなり、調節しなおさなければならない、といった問題があった。それほど通常ゲームを楽しむ支障にはならなかったといえ、まだまだ画像による人物認識は発展途上だな、と思わせられるものだった。
このKinectでは、人体の動きを認識するシステムが、どこまで完成されたかが興味の対象であった。実際に使ってどうか。
完璧である。
Kinectを使って朝から晩まで、まる一日様々なゲームをプレイした。Kinectの特徴を生かしたゲームは、基本的にスポーツゲームである。サッカー、ボーリング、ビーチバレーなどボールを扱うものでは、ボールを蹴る、打つ、投げるなどの感覚が、ジャストでゲーム上に反映される。特に驚いたのは卓球である。卓球では小さなピン球を激しく打ち合うが、あのスピード感が全く違和感なく体験できる。二人でうまくプレイすれば、とても心地よいラリーが楽しめるほどだ。大の大人がはあはあ息を切らせながら夢中で遊んでしまった。
問題があるとすれば、ただ一点。遊ぶためにリビングが必要だということだ。もちろん、それほど広大なリビングでなくてもよい。ただ、夜中にこっそり自分の部屋でゲームを楽しむ、という訳にはいかない。俺の部屋は狭いし、音楽CDが部屋のあちこちに山積みだからだ。
これからは夜中にゲームをしたくなり、家人が寝静まった頃を見計らって、こっそりリビングに下りていく、という日々が続くに違いない。